≪第8回OCDの会研修会・第9回市民フォーラム≫
 

第9回市民フォーラム
【期 日】:平成25年2月23日(土)  13:00〜17:00(質疑応答含む)

【場 所】:かながわ県民センター 横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2


トラウマと強迫(こだわり)−その不思議な関係−
白川 美也子先生(seeding Hope代表・東京女子医科大学女性生涯健康センター・横浜カメリアホスピタル)

強迫としての記憶 エクスポージャー療法とトラウマ
原井 宏明先生 (なごやメンタルクリニック院長・専門行動療法士)
一般にOCDとPTSDは別々のものとしてとらえられているようです。当然ですが,一人の患者さんが両方を抱えていることがあります。またOCDは家族性があります。大人になってOCDを発症した本人が,子どもの頃,親のOCDに苦しめられていたこともよくあることです。PTSDやよく似た状態である複雑な悲哀に対してもOCDに対する行動療法と同じようにエクスポージャー療法が有効です。2つの病気とその治療を取り上げながら,活動の範囲を広げ,さまざまな刺激を受け入れていくことに大切さについてお話しします。




第8回OCDの会研修会
【期 日】:平成25年2月24日(日)   9:15受付開始 9:30〜16:30(質疑応答含む)

【場 所】:横浜ワールドポーターズ  神奈川県横浜市中区新港2丁目2番1号

WS-1 「家族で行う行動療法 1回だけよから始まる巻き込み・巻き込まれ」 定員:100名
(家族向け)  講師:原井宏明先生(なごやメンタルクリニック精神科医師・専門行動療法士)・回復者家族
良く世間一般で言われる,本人が1番苦しい,だから,本人のことも分かってあげなくちゃ,という本人サイドに立ったような考え方が,強迫サイドに立った考え方になることを説明し,行動療法ではどう行うか,最初の1回をどう変えていくか,変わったことをどう認めるかを説明します。認め方についても,コツがあります。家族の病気が良くなったとき,周りは「調子が良くなったね」とよく言います。「エクスポージャーをよく頑張っているね」とか「洗ってない手でパソコン触っているねえ」とは言う人はあまりいないでしょう。この2つの認め方は相手に与える結果が大きく違います。そこを説明しましょう。

WS-2 「やさしくわかる本には載ってない行動療法のコツ」 定員:60名
(患者向け)   講師:岡嶋美代先生(なごやメンタルクリニック専門行動療法士)
本を頼りに治したい人のために本に書きたりなかった部分を解説します。本を読んでわからなかった人,集合!
症状をお持ちの方にご協力いただいて,エクスポージャーの実際をデモンストレーションしたいと思います。
行動療法を体験してみたい方もどうぞ。もちろん,治療者の方も大歓迎です。



     

    

       
 



 

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