※ 第10回市民フォーラムと第9回行動療法研修会in熊本開催のお知らせ!! ※


●第10回市民フォーラム

『発達障害の臨床』            講師:服部 陵子先生
『不登校児・学校場面での行動療法』    講師:杉山 雅彦先生
『やさしくわかる強迫性障害と行動療法』  講師:原井 宏明先生

●開催日: 2013年10月26日(土) 17:40受付開始 18:00〜21:00(質疑応答含む)

●参加費:500円(要申込み)

●定 員:250名

●開催会場:くまもと県民交流館パレア10階ホール(熊本市中央区手取本町8番9号 テトリアくまもとビル)
http://www.parea.pref.kumamoto.jp/



JR熊本駅から
・ 市電で17分、「水道町」又は「通町筋」電停下車
・ 熊本市営バス、九州産交バス、熊本電鉄バスで18分、「水道町」又は「通町筋」バス停下車
・ タクシーで15分

 熊本交通センターから
・ 市電で6分、「水道町」又は「通町筋」電停下車
・ 熊本市営バス、九州産交バス、熊本電鉄バスで7分、「水道町」又は「通町筋」バス停下車
・ タクシーで5分

 JR水前寺駅から
・ 市電で10分
・ 熊本市営バス、九州産交バス、熊本電鉄バスで10分、「水道町」又は「通町筋」バス停下車

 熊本空港から
・ 九州産交バス(空港専用リムジンバス)で40分、「通町筋」バス停下車

 九州自動車道
・ 益城熊本空港インターチェンジから 車で30分 (約7.5km)
・ 熊本インターチェンジから 車で30分(約7.8km)






●第9回OCDの会研修会

WS-1
「強迫性障害とその治療 〜認知行動療法を行うための基礎知識〜」
      講師:橋本加代先生/原井宏明先生  時間:9:30-12:30  定員:60名

 
強迫性障害の患者さんは、「これ以上不快な考えが浮かんでこないように」「これ以上不安にならないように」…と、日々精一杯努力をします。しかし、実は、この努力が、症状を持続させ、更には悪化させていくことになります。
回復し、本来の生活を取り戻すためには、適切な知識を身に着け、それを実践していく必要があります。研修会では、一人一人が自分の症状を正しく把握し、現状を変えるために具体的にどのような事を実践する必要があるのかを理解できるようになることを目標にお話ししたいと思います。


WS-2「動機づけ面接を日常に生かす〜励ますことは誰にできるか?」 
       講師:原井宏明先生  時間:13:30-16:30  定員:60名

OCDは基本的に現状維持の病です。今日が昨日と同じであるようにします。治ろうとする,変わろうとすること自体がOCDの患者本人にとっては嫌なことなのです。子どもや配偶者など,大切な人がOCDのままでいることを選んでいるように見えるとき,自分や周りが変わることを嫌がるとき,そして,行動療法という変わる方法の存在を知ったとき,家族の悩みは頂点に達します。
 どうすれば,大切な人を変えることができるだろうか?
励ましたり,脅したり,すかしたり,相手を変える手段はいろいろあるようです。一方,OCDに勝てるものはそうありません。これはどうだ!という言葉をかけても,行動療法をさせようとする狙いが相手に見透かされてしまいます。相手は一緒に生活を共にしていて,心を読むのに長けています。そして,どうやって今の状態を現状維持するかを毎日考えています。
 家族の願いをそう簡単には受け入れてはくれません。
それでも,変える手段はゼロではありません。どれだけ強迫が強くても,会話の中の揺らぎがあり,行動の変化があります。転居や入院,外出,訪問客などで環境が変われば,一時的でも行動が変わるでしょう。そうした変化を取り上げ,変わる方向にもっていくことができます。そして一緒に暮らす家族そのものも環境の1つと思えば,家族が変わることが,患者本人が変わるきっかけをつくることになります。
 この講演では,変わるきっかけを頑固な強迫の患者本人の言葉や行動の中から見つけるやり方,その練習方法をお話しします。



WS−3「認知行動療法を「使う」事−「いじめ」問題の分析とその改善を通して考える」

       講師:杉山雅彦先生  時間:9:30-12:30  定員:40名

認知行動療法とは一つのプログラムではありません。問題とその周囲を分析して、何が起こっているのかをまず把握しようとします。その上でその問題が続いてしまっている、または問題を続けてしまっている要因に関してアプローチします。認知行動療法の成果を上げるためには、この問題の分析と、問題のとらえ方が重要になります。ここではいじめ問題をとりあげ、その分析と改善のための介入そして効果を検討します。
いじめという問題は学校の教員にとっては「やっかい」なものです。暴力行為が伴うから、あるいはいじめられる側が追い詰められるからやっかいだというわけではありません。先生方にとっては最初は大したことはなく、しかも対応して改善されていったはずなのに、気がついてみると大事になっていたという事が少なくありません。いじめ問題でよく見られる「陰湿化」といわれる現象です。先生方にとっては何が起こっているのか良く分からない「やっかい」な問題なのです。いったい何が起こっているのかどうしてそういった状況になるのかを把握し、対応をしていくことが必要になります。当日はこういった問題の分析をもとに、実際のケースを例にとって認知行動療法をどう「使うか」に関して考えて行きたいと思います。

WS−4「マインドフルネストレーニングを用いたエクスポージャー療法」
       講師:岡嶋美代先生  時間:13:30-16:30  定員:40名

 エクスポージャー療法は行動療法の要ですが,大学院教育でも殆ど行われておらず,実践教育の場がないと聞きます。また,嫌なことをやらされることだという思い込みから,「行動療法は自分には無理だ」と思ってしまう患者さんがいますが,治療者の中にも「自分には合わない治療法だ」と思っている方も多いようです。最近は新世代の認知行動療法と言われるアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)によって,言語行動(思考も含む)に関する行動療法をうまく実施できる解説書も増えました。そんな認知行動療法のブームに乗りそこなった方や認知療法が強迫性障害に有害であることを知らない方まで,このWSを受講するとCBTの最前線を使えるようになるかもしれません。
 今回のメニューは,頭の中で行われるメンタル・チェッキングと呼ばれる強迫儀式を上手に妨害する方法と,基本的なエクスポージャー療法の実践過程のコツをお伝えします。エクスポージャー療法や儀式妨害の治療戦略は強迫性障害だけのものではありません。慢性化した不安障害には強迫性に対処する技術が必須ですし,すべての不安障害からうつ病にまで応用可能です。実際には,治療者自身のプチエクスポージャーを3時間の中で体験していただきながら,カウンセリングや診察中に簡単にできるエクスポージャーのアイデア作りもお話し致します。
<追加文>
 このWSは専門家向けということで案内しています。エクスポージャー療法の実際を体験したことがない,あるいはまだ用いることに自信がない治療者のためのものです。なるべく行動療法の専門用語を使わずにお伝えしていきますが,専門家向けであることをご理解いただいた上での,当事者の方やご家族の方のご参加も受け付けております。WSの中では隣の人と一緒に,エクスポージャー体験を治療者になった気分とクライエントになった気分で相互にやってもらいます。ネタは「自分の嫌いなものを想像すること」です。”意外と楽しいエクスポージャー体験”を皆さんとともにできますことを期待しています。



●開催日: 2013年10月27日(日)  9:00受付開始 9:30〜16:30(質疑応答含む)

●受講料: WS-1.2 3,000円 ・ WS-3.4 4,000円

●定 員: WS-1.2 60名 ・ WS-3.4 40名

●開催会場:市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)・会議室
(熊本市中央区桜町1番3号)
http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/content/web/asp/kiji_detail.asp?ID=4119&mid=2&LS=25


○熊本交通センター〜市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館) (徒歩2分)
○熊本市役所〜 市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)(徒歩5分)
○熊本空港〜市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)(タクシー約40分)
○熊本空港〜交通センター (空港バス約50分)
○熊本駅〜市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館) (タクシー約10分)
○熊本駅〜交通センター (バス約15分)
○熊本駅〜花畑町電停 (市営電車約15分)




印刷用
◎◎ 行動療法研修会チラシ ◎◎
◇◇ FAX用申し込みフォーム ◇◇ 
△▽ パンフレット1234 △▽


●参加申込み:2013年9月17日(火)〜2013年10月25日(金)
http://enq.jpform.net/p90676
http://enq.jpform.net/m90676(携帯専用)


※上記の申し込みフォームの質問文が表示されていません。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、下の番号の質問文をご覧になり回答下さい。
宜しくお願いします。


1.参加希望の講座
2.氏名
3.フリガナ
4.年代
5.性別
6.所属と区分
7.OCD以外の患者の方へ
8.患者・家族以外の方へ
9.臨床心理士の方へ
10.ご住所
11.必ず連絡が取れる電話番号
12.メールアドレス
13.ご質問などある方は、ご記入下さい。

こちらのフォームからも申し込み出来ます。
http://form1.fc2.com/form/?id=872230



※必ずお1人ずつ申し込みお願いします。
※参加費を入金頂いて申込が完了します。先着順に締め切りと致します。
※インターネットが使えない方は、FAXをご利用下さい。
※会場や精神保健福祉センターへの直接のお問い合わせはご遠慮下さい。

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