※ 第14回OCDの会 市民フォーラムと名古屋行動療法研修会開催のお知らせ!! ※
お詫び
一部印刷物に間違いがありました。大変申し訳ありません。
お間違いのないようにお越し下さい。
誤)12月2日(土)市民フォーラム13:20〜17:00 ⇒ 正)12月2日(土)市民フォーラム13:20〜16:30
●市民フォーラム
日 時 : 2017年12月2日(土) 13:00受付開始 13:20〜16:30(質疑応答含む)
参加費 : 無料(要申込み)…定員100名
シンポジウム : 『OCDの治療の現在−様々な立場から』
「入院によるOCD治療の実際」
柳澤 博紀先生 (犬山病院・臨床心理士)
「来院できないクライエントとの関わりの工夫」
岡嶋 美代先生(千代田心療クリニック/なごやメンタルクリニック心理療法士)
「治しているのは強迫だけじゃない」
原井 宏明先生 (なごやメンタルクリニック院長・ハワイ大学精神科臨床准教授)
活動紹介 : 『患者と心理士によるOCDに対する行動療法の普及』
岩田 典明氏(OCD BT代表)・平田 祐也先生(なごやメンタルクリニック・臨床心理士)
●行動療法研修会
日 時 : 2017年12月3日(日)
《 WS-1 》 9:00受付開始 9:30〜12:30(質疑応答含む)
《 WS-2 》 13:00受付開始 13:30〜16:30(質疑応答含む)
受講料 : 各講座 一般 4,000円 ・ 対人援助職 5,000円
定 員 : 《 WS-1,2 》 各80名
WS-1 『自宅訪問カウンセリングで何ができるか?』
講師 : 岡嶋 美代先生(千代田心療クリニック/なごやメンタルクリニック心理療法士)
平田 祐也先生(なごやメンタルクリニック・臨床心理士)
これまで14年間に渡り自宅訪問による行動療法カウンセリングを行ってきました。自宅訪問での行動療法の主な目的はエクスポージャーと儀式妨害の習熟を徹底させることです。カウンセリング室で伝えただけではできないことも,自宅に治療者が出向き,症状が出やすい環境の中で新しい行動パターンを練習してもらうことによって,習得が容易で治療効果も早く現れます。
これまでの自宅訪問は、?保険診療しかできないところでは,訪問看護の枠組みを利用した例,?自費診療で,医師と心理士で出向き,家族療法も同時に行った例,?訪問介護サービスなど、外部の機関と連携しながらサポートを継続した例,?心理士1人で1年以上毎週のように訪問した例などがあります。
二人の発表者で経験してきた自宅訪問の症例を元に,さまざまな症例の実態を紹介します。その中で、引きこもりや重症の強迫症に対する関わりのヒントとなるような自宅訪問カウンセリングにおける工夫とその問題点について触れてみます。また家族から当事者である子や親や配偶者などに、上手くいかない普段の関わりを振り返ってもらいながら、本人が動き出そうと思えるようなことばかけの練習を実習として行います。
WS-2 『変わる治療と変わらない治療』
講師 : 原井 宏明先生(なごやメンタルクリニック院長・専門行動療法士 動機づけ面接トレーナー)
肥前療養所で12年、菊池病院で10年、なごやメンタルクリニックで10年。合計32年間、強迫性障害の治療を続けてきました。やり方は随分変わりました。入院から外来へ、個人から集団へ、一時に1つだけから一気に全部へ、儀式短縮からアンチ儀式へ。マインドフルネストレーニングも使うようになりました。変わらないものもあります。トイレのエクスポージャーとその後の儀式妨害の仕方は30年間変えていません。入浴15分トレーニングも同じです。セルフモニタリング用紙は多種類用意していたのが1種類だけになってしまいました。患者の数が増えれば増えるほど種類が減る?
毎年、スマホの新機種のようにいろんな新しい治療法が出てきます。いろんな薬を組み合わせて出すのが好きな医師がいます。いろんな心理療法をとっかえひっかえやってみるのが好きな心理士がいます。でもどんな治療がこの先、残っていくでしょうか?
技術は古くからあるものほど長く残り、新しいものの−その中の僅かなどれかは残りますが−大半はすぐに消える運命にあります。セルフモニタリングとERP、集団、マインドフルネスは実は古くからある治療法なのでした。治療の成績を振り返りながら、OCDの治療には何が必要かを実際にやってみるようにします。
愛知県産業労働センター(ウインクあいち)
名古屋市中村区名駅4丁目4-38(JR・地下鉄・名鉄・近鉄)名古屋駅徒歩2分
●参加申込み:2017年10月10日(火)〜2017年12月1日(金)(全て申し込み必要)
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=8f37e481bf8fa56f
※必ずお1人ずつ申し込みお願いします。
専用申込みフォームに必要事項ご記入下さい。受講料をお振込みいただき受付完了となります。
◎インターネット環境が整っていない方はFAXをご利用下さい。
※会場や精神保健福祉センターへの直接のお問い合わせはご遠慮下さい。
印刷用
★ チラシ
★ パンフレット
★ FAX申込書